ArchLinuxでMG7530を使う

Linuxで、戸惑うことが多いのがプリンターの設定である。 CUPSというものを使えば、これを比較的簡単に行うことが出来るので共有したい。

CUPSのインストール

簡単だ。いつものようにpacmanでインストールすれば良い。

# pacman -S cups

Archwikiにもあるが、インストール後は以下のコマンドでorg.cups.cupsd.serviceを有効化・起動する必要がある。

# systemctl enable org.cups.cupsd
# systemctl start org.cups.cupsd

これでCUPSが使えるようになる。

MG7530ドライバーのインストール

メーカーにドライバーがあるが、これをダウンロードして展開してくれるAURパッケージがすでにあるのでありがたく使わせて頂こう。

$ yaourt -S cnijfilter2-mg7500

AURヘルパーに関しては色々なものがあるので、それらを使うか自分で落としてきてmakepkgするのも良いと思う。

プリンターの追加

CUPSの操作をしていくわけだが、詳細な設定をするわけでなければGUIがあると便利だ。CUPSにはWeb GUIフロントエンドがあるのでこれを使おう。以下のアドレスにアクセスすると良い。

http://localhost:631

アクセス出来ない場合は、cupsサービスが起動しているかもう一度確認してみよう。

上側のタブに「管理」というものがあるので、そこに遷移して「新しいプリンターの追加」をクリックする。 しばらくすると、MG7530らしきものが出てくるので、あとはGUIに従って設定していくだけだ。

出てこない場合は、プリンターと同じネットワークに接続されているかなどもう一度確認してみよう。

これで、MG7530が使えるようになる。