山登り2021
この記事は東京高専プロコンゼミ① Advent Calendar 2021 15日目の記事です。
今年は色々な山に登りました。この記事では今年登った山のハイライトを紹介をします。
雲取山 1/5-1/6
行程
詳細
雲取山は、東京都最高峰として有名な山です。標高2017m。今回冬季テント泊は初めての経験となりました。 冬季のテント泊となると、荷物の体積・重量が夏季と比べて大きくなるため、辛かったです。冬用シュラフと大容量ザック、軽アイゼンなどを揃えて臨みました。
鴨沢バス停からの道中、他の登山客はいないようでした。冬季の平日なので、当然かも知れません。野生の猿が登山道の近くに群れていて、癒やされました。暖冬で熊が冬眠しないこともあると聞いたことがあったので、少し怖かったです。
登山道には岩場など特に難所はありませんでした。若干積雪があり、試しの意味もあって軽アイゼンを装着したりもしましたが、雪があまり深くなかったので、歩きにくかったです。
いい天気だった七ツ石山
雲取山頂付近から登山道を振り返る
テントは、雲取山荘のテント場に貼りました。1人500円で、1Lの水がついてきた記憶です。
コーラは確か400円だったかな。気温が低く、常に冷たいコーラを飲めて最高でした。
テントを張って、1時間ほど仮眠。めちゃくちゃ寒い。 日が沈んで、星空が見えるようになったので、撮影会をしました。
20時で-10℃だったので、深夜はもっと冷え込んだんじゃないだろうか...
寒いのでちゃんと寝れるか不安でしたが、持ってきた服を全部着て寝袋を完全に閉じることで乗り切りました。両足先がとても冷えるのでカイロは絶対に必要です。
翌朝。日の出前から行動開始です。実は天の川がチラッと見えるんじゃないかと期待して早起きしたのですが、流石に厳しかったです。
鹿に遭遇。全然警戒されてない。
三峯神社の近くまで降りると、人も多くなってきてなんとなく安心しました。
西武秩父駅でわらじかつを食べて帰宅。
二子山 8/22
行程
詳細
前から気になっていた二子山に登りました。二子山は、岩場の続く登山道として有名です。標高1166m(西)。
入口から物々しい看板です。
東岳から望む西岳。
こういう感じの登山が続きます。
西岳山頂。険しくてカメラをザックにしまってしまったので、あまり写真がありません。
行程自体は短く、お昼頃には下山できました。下山中、ロッククライミングをしている人たちを見かけてスゲーとなりました。
岩場の練習にオススメの山です。高度感があり、踏み外すとちゃんと死ねるので結構怖いです。落石対策にヘルメットは必要でしょう。
後立山連峰(爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳) 9/26-9/28
行程
- 1日目: 扇沢→種池山荘→爺ヶ岳(南)→爺ヶ岳(中)→爺ヶ岳(北)→冷池山荘→冷池山荘テント場
- 2日目: 冷池山荘テント場→布引山→鹿島槍ヶ岳(南)→鹿島槍ヶ岳(北)→キレット小屋→五竜岳→五竜山荘テント場
- 3日目: 五竜山荘テント場→西遠見山→大遠見山→中遠見山→小遠見山→アルプス平駅⇒神城駅⇒信濃大町駅⇒扇沢
詳細
北アルプスでのテント泊をしてみたかったので、定番(?)の八峰キレット縦走路へ。鹿島槍ヶ岳と五竜岳は日本百名山です。主要標高は、爺ヶ岳2670m(中)。鹿島槍ヶ岳2889m(南)。五竜岳2814m。
今年一番の過酷登山となりました。テントを担いでの2泊3日行程は初めてです。
夏なので荷物も冬ほど重くならないだろうと高を括っていましたが、食事が重く、冬とそんなに変わらない重さでした。
1日目の天気は雨。気温も低く、かなり悪かったです。2日目以降の行程は、重い荷物を背負っての岩場となるため、足元が濡れていたら引き返すつもりでしたが、天気予報によれば曇りのようだったので、1日目の幕営地まで行ってみることにしました。
歩いて4.5時間ほど、種池山荘に到着です。
運のいいことに、雨が止みました。種池山荘はピザなどの販売が有名のようですが、この日は雨だからか登山客も全然おらず、販売もしていないようでした。
昼飯を食べて、歩くこと40分。今日初めての頂上に到着です。
ここから先の登山道は、尾根道で、北アルプス〜という感じの風景です。
歩を進めること1時間弱。冷池山荘が見えてきました。
晴れ間も見えてきて、最高です。これはテントを濡らさずに済むかもしれないと期待。
なんとか日没前に到着。テント場は山小屋から10分くらい登ったところにあります。
翌朝。2日目の行程は12時間を超える見込みだったので、日の出前から出発です。
天気がいい!雲海を望みながら鹿島槍ヶ岳を目指します。
ご来光もばっちり見えました。
景色に癒やされながら進むこと1時間弱、鹿島槍ヶ岳に到着です。
これから進む道も見えてきました。
鹿島槍ヶ岳から先五竜岳までかなり険しく、落ちたら死ぬな〜という緊張感が続きます。
来た道を振り返ります。画像右の頂上が鹿島槍ヶ岳。
こっちは一眼レフで撮影。持ってきたレンズの画角的に鹿島槍ヶ岳が入りませんでしたが、十分距離感を感じていただけるのではないでしょうか。
軽く死ねますね〜と思いながら慎重に進み、八峰キレットに到着。
ここから先も、更に険しさが増して急峻な地形が続きます。
荷物が重く、バランスを取るのが難しいため通過に時間がかかります。 途中雷鳥に出会ったりしながら、山頂はまだかまだかと登ること5.5時間。五竜岳に到着です。
写真がないのですが、五竜岳から幕営地の五竜山荘も見えました。まだかなり距離がある様子。 結局1時間ほど歩いて到着しました。テント場の料金を払うと共に、コーラを買います。
(写真を取り忘れていた事に気づいて夜撮ったので暗いです)
テントなどの写真は疲れ果てていて撮っていない様子。下山したら肉を食おう!などと言っていると、隣のテントの方が豚の焼肉を差し入れてくださいました。本当にありがたい。
3日目もご来光が見えました。
遠見尾根を進みます。途中まちが見えて綺麗でした。
下りておよそ4時間。アルプス平駅に到着。コーラを飲んで登山終了です。
夕食はちゃんと肉にありつきました。たまらん。
総評
さて、写真を中心に今年登った山を紹介して参りました。来年も山頂で飲む美味しいコーラを求めていろんな山に登っていきたいです。